【続き】エプソン 新型レジンプリンタ SC-R5050

前回、プリンタに詳しい出力業者さんの新型レジンプリンタ SC-R5050レビューをご紹介いたしましたが、ご覧いただいた皆様も「微妙なプリンタだな」という感想をお持ちになったのではないでしょうか?(笑)

 

このプリンタに関しては、『「買う?」と聞かれたら、「この機械でしか出来ない特定の仕事があれば」ですかね。 』という文章に全てが集約されているように思えます。

 

サイン系出力であれば、素直に溶剤プリンタ SC-S80650で良さそうに思えますし、結局 壁紙プリントになってしまうのですかね?

 

個人的には、hp LATEXプリンタには無い新たな用途・プリント表現といった新機軸を期待していましたし、少なくとも高い評価を得た溶剤プリンタ SC-S80650のように、最高のプリント品質・色彩を追求して欲しかったところですが…

 

エプソン販売の営業マンによると「海外ユーザーは日本ほど画質への要求度は高くない」とのことでしたので、余計なことを考えず、欧米のhpユーザーの入替に徹したプリンタということなのかもしれません。

 

hpのプリントヘッドの交換頻度を考慮すると、ランニングコストではアドバンテージが有りそうに思えますし、hpと較べるとリーズナブルな本体価格となっておりますから、その辺りで勝負ということなのでしょう。

 

いずれにしても、プリンタ業界の巨人 hpの独占カテゴリーに挑戦するエプソンという構図は、野次馬的にはとても面白そうです。

 

今までのミマキ・ローランドDGを狙い撃ちにするやり口は、少々苦々しい印象がありましたが(笑)、hpなら相手に不足はありませんので、エプソンには頑張っていただきたいですね。

 

まずは第一弾ということで、バリエーション機が追加されることも予想されますし、今後のラインアップ展開に期待したいです。


エプソン 新型レジンプリンタ SC-R5050

このプリンタについて、インクジェットプリンタに精通する某地の出力業者様より、製品レビューを頂きましたので抜粋してご紹介します。

 

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▼最初に

レジンインクとは熱硬化型インクでして、「環境に配慮」と記載されてますが、ここらへんはヨーロッパの環境規制に対応すると言う意味でしょうね。

 

▼価格

通常モデルは240万円(税別)となってまして、広く普及したエコソルベントモデルSC-S80650に対して20万円の価格UPとなってます。

 

▼プリントヘッドの種類

インク色数は12列(C・M・Y・K・OP×2+LC・LM×1)400ノズルですので、水性用のP-10000系列のヘッドですね。

このプリントヘッドは、縦のサイズ大きいのが特徴で、速度を落さないと普通の水性インクでは乾かないくらいの速さを誇ります。

 

▼プリント速度

>ターポリン

 SC-R5050 Production:21.0m²/h 6Pass

※S-80650 Production:18.2m²/h 6Pass

>塩ビ

 SC-R5050 Production:15.1m²/h 9Pass

※S-80650 Production:13.2m²/h 8Pass

 

案外早くないですね。

私の予測では、P10000系のヘッドでは、自然乾燥が追い付かないので、レジンで強制乾燥させて印刷速度が向上すると思ってましたが、どうやら水性では印字速度には限界があるようですね。

 

▼インク数

SC-R5050は6色+オプティマイザーの構成で、下地処理剤を必要としています。

色域に関しては、6色機なのでまあ普通かと思いますが、S-80650に比べると、レッド・オレンジが装備されてないんで、派手な赤やオレンジを良く使うサインで使うには、色域とインク消費量では不利ですね。

 

▼消費電力

SC-R5050は熱硬化型なので、当然ヒーターも強力なのが装備されてます。仕様書によると、200V 最大消費電力:6,400W・動作時:4,600W、動作してるとヘアードライヤ全開で4台使ってる事になりますね。

動作時には電気代も130円/時間くらいかかりますね。

 

▼重量

見落としがちですが、このSC-R5050 重量が本体だけで425圓發△蠅泙后

床はかなりしっかりしてないとダメですね。

 

▼ザクっとまとめ

個人的にはPrecisionCore の水性大型ヘッド採用で印字速度の向上が目玉と思ってましたが、そうでも無いのが意外ですね。

6色機で画質も普通。印字速度も普通。

 

ホワイトインク不採用、200V電源、消費電力が高い、インクの消費も多い(レッドインク不採用)、オプティマイザーも余分に必要、強力ヒーター装備で熱でヘタるリスクが増える。

プリントヘッドが自分で交換できるのはメリットだけど、保守との兼ね合いですね。

 

ターゲットはどこなんだろう?と思う機種ですが、HPのラテックスの後継狙い、特殊素材へのマーケット展開、ヨーロッパの環境対策モデル、これくらいでしょうかね。

メーカー的には「仕様」の「印刷速度」の一番上に、「ターポリン/壁紙」と書いてるので、正直この材料が一番でしょう。壁紙に関しては水性インクでVOCとかもクリアできそうなので。

「買う?」と聞かれたら、「この機械でしか出来ない特定の仕事があれば」ですかね。

 

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といった内容でしたが、詳しい解説をありがとうございました。

 

今まで気にしたことはありませんでしたが、電気代もバカになりませんね(笑)


【続き】エプソン レジン/UVインク搭載の新型プリンタを発表

最近はネタ不足なので、2回に分けて書くことにしました(笑)

 

レジンインク搭載プリンタと合わせて、4×8判サイズのフラットベッド型UVプリンタも発表されました。

 

 

私にはフラットベッド型UVプリンタのマーケットは分かりませんが、この価格帯では他メーカーには無いであろう8色インク+白+バーニッシュというインク構成ですから、高画質というのが最大のアピールポイントになるのでしょうね。

 

他メーカーといっても国内では事実上ミマキしかありませんけど、UVインク(1Lボトル)がミマキより気持ち安い価格に設定されているのは偶然では無いでしょう(笑)

 

 

プリントヘッドの配置はこんな感じだそうで、このヘンテコな配置が一番効率的というのが面白いですよね。

 

白インク・クリアインク用に各2個のプリントヘッド用意していて、こんな贅沢な使い方をできるのも、プリントヘッドを自社生産しているエプソンならではという気がします。

 

さて、溶剤→昇華/ガーメント→LATEX/フラットベッドUVという順で他メーカーの後を追い、凄い勢いでラインアップを拡げているエプソンですが、次はどんなプリンタが発売されるのか興味をそそられますね。

 

次の新型プリンタが、ミマキ・ローランドDGが高シェアを持つ卓上UVプリンタだったら、ちょっと笑ってしまいそうですが(笑)


エプソン レジン/UVインク搭載の新型プリンタを発表

エプソンのウェブサイトで発表されておりました。

 

https://www.epson.jp/osirase/2020/200917_2.htm?fwlink=jptop_news_20917_2

 

今回は水性レジンインクを搭載した64インチ幅ロールtoロールプリンタと、4×8判のフラットベッド型UVプリンタの2機種が発表されておりました。

 

着々と他メーカーの得意とするフィールドに侵攻しつつある感じですが、この2機種のプリンタに関しては凄いスペックという訳ではなく、とてもコンサバティブなプリンタのように思えます。

 

レジンプリンタは本体の色と、心無しか形までhp LATEXプリンタに似せたようにも見えます(笑)

 

 

後出しですから、もう少し他社機には無い特長があっても良かったのでは…、という気がします。白インクが搭載されていれば、面白かったのですけどね。

 

hp LATEXプリンタに満足しているユーザーが、このレジンプリンタに入れ替える理由があるようには思えませんが、何か違う特長があるのでしょうか?

 

導入しやすい価格での販売となっておりますから、まずはエントリーユーザー向け機種の発表ということなのかもしれませんね。


アパレル製品用ネームタグ/洗濯ラベル

先日 ブログにネームタグ付け替えの話を書きましたが、ネームタグは弊社にて昇華プリントで作りました。

 

弊社でもお客様オリジナルのラッシュガードといったウェアの製造も行っておりますが、アパレル製品には素材/洗濯方法と製造者名/連絡先を表示させることが法令で決まっておりますので、洗濯ラベル業者にお願いして作ってもらったことがあります。

 

その時は@10円弱/枚くらいの金額だったように記憶しておりますが、こんな低単価でもラベル業者の商売が成立している訳ですから、世の中全体ではもの凄い量の注文があるのでしょうね。

 

最近は個人でアパレルブランドを立ち上げる方も多いようですから、もしかすると小ロットでラベルを作るという商売も、ニーズがあったりするかもしれません。

 

という訳で、暇なこともあり本日サンプルを作ってみました。

 

 

文字も潰れることなく鮮明にプリントできてますし、多色でも料金が上がることはありませんので、使い方次第かもしれませんが、果たして需要はあるのでしょうか?

 

お客さんの当ても無いですが、元手も掛かってないですから、お気楽にやってみます(笑)


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