昨日のお客様【続き】

昨日の続きですが、このお客様のクライアントは雛人形・五月人形といった工芸品のメーカーなのだそうです。

 

弊社に持ち込まれたメディアはインクジェット用和紙でしたが、インクジェットプリント後にシルクスクリーンで糊引きして金粉をまぶし、その後に耐水コーティングをして完成とのことでした。

 

かなり手の込んだ加工ですが、いろいろな手法や用途があるものだと感心しました。人形背面の屏風といった小物に使用しているのかもしれません。

 

どのような仕上がりなのか、完成品を見てみたいものです。

 

インクジェットプリントだけであれば、どの業者でも同じ品質で印刷できますが、この業者さんのように手間を掛けて、他社が簡単に真似できないようなモノに仕上げるというのは、商売としては面白そうに思えます。

 

しかし実際のところは、人形業界も景気が悪いので納入単価は渋いとのことでした…

 

簡単に儲かる商売はなかなか見つかりませんね(笑)


昨日のお客様

昨日 朝一でお問い合わせがあり「メディア持ち込みで今日中にプリントできますか?」との内容で、事情をうかがったところ、自社で使用しているキャノンIPF8300Sが故障してしまったとのこと。

 

IPF8300Sは8色機の水性顔料プリンタですが、弊社にあるIPF8400SEはライト系のインクが無いタイプなので、色が合うか心配だったのですが、数回の色調整の後 無事納品となりました。

 

このお客様、前日にキャノンショールームにある最新プリンタで出力を試みたそうなのですが、色が合わず断念したそうで、新型プリンタの開発の際にインクの色味を変更してしまうのも、ユーザーにとっては考え物ですね…

 

そんなことを思いながら、取引先のサイン業者さんがミマキJV5から、エプソンの溶剤プリンタに入替えした時の話を思い出しました。

 

JV5用に作成した膨大な特色データをエプソン用に再作成するのはたいへんなので、カラーマネージメントを行った結果、ほぼ完璧にJV5で出力した特色を再現できたそうです。

 

詳細は不明ですが、おそらくエプソンのRIP用に入力プロファイルを作成しただけだと思います。

 

プリンタの入替や増設後の作業性が大幅に変わってきますので、事前に確認しておきたいですね。


HP LX800がヤフオクで大売出し中です

HPの3.2m幅スーパーワイドプリンタ LX800が出品されておりました。

 

上代28,000,000円が280,000円ですから、99%OFFのご奉仕価格です(笑)。修理代がとんでもない金額になりそうですが…

 

 

おそらく購入希望者が現れることは無いと思いますが、こんな高価なプリンタがただの産業廃棄物ですから、世の儚さを感じさせますね(笑)

 

古い型というイメージは無かったのですが、発売日は約10年前の2010年7月となっておりました。

 

思い返すと、この頃がLATEXプリンタの絶頂期だったのかもしれませんね。大手出力業者がこぞって、この辺りの機種を導入していたような気がします。

 

最近のスーパーワイドプリンタの売れ筋は、LATEXプリンタよりUVプリンタが目立っている印象ですが、実際どうなのでしょうか?

 

LATEXプリンタはエコロジーや素材対応力といった点がセールスポイントですが、LATEXプリンタとUVプリンタの使い分け方や、それぞれのメリット・デメリットがどのような点であるのか、ユーザーの生の声を聞いてみたいものですね。


【新型プリンタ】ローランドDG XT-640S-DTG

以前にも書きましたが、ローランドDGの新型Tシャツプリンタがウェブサイトに載っておりました。

 

https://www.rolanddg.co.uk/products/printers/texart-xt-640s-dtg-multi-station-direct-to-garment-printer

 

200×260mmの印刷台が6面×2列配置可能で、最大12枚のTシャツを一度にプリントできます。

 

12面配置した場合、淡色プロダクションモードで450枚/時間のプリントが可能とのことで、プリントスピードだけで見れば量産志向のハイスペックプリンタです。(※おそらくTシャツをセットする時間は含まれていないと思われます)

 

エプソンのTシャツプリンタの淡色プリントモードが、27秒/枚のプリントスピードとのことから、理論上133枚/時間のプリントスピードになりますので、約4倍近いプリントスピードになるかと思われます。(※画質が同等かは分かりません)

 

国内販売は無いと思いますが、価格は56,999ポンド(約770万円)とのことです。

 

印刷台を多面化して生産性の向上を目指すのであれば、少なくとも印刷エリアを左右2分割にして、一方を印刷している間にもう一方でTシャツのセットをできるようにしないと、高速プリントも意味が無いように思えるのですが、どうなのでしょうね?

 

エプソンのTシャツプリンタ(148万円)を4台並べた方が、生産性も導入コストも優れているように思えますが…


エプソン プリントヘッド外販事業 説明会資料

ここ最近、目立ったニュースの無いワイドフォーマットプリンタ業界ですが、エプソンのウェブサイトに表題の資料が掲載されておりました。

 

プリントヘッド外販説明会資料(2020年3月31日)

https://www.epson.jp/IR/pdf/news_200331.pdf

 

技術的な説明もたくさん載っておりまして、素人目にもエプソンの技術は凄いのだろうな、と感じさせます。

 

その優れたテクノロジーをどのように収益化するのか?というテーマに対し、プリントヘッド外販を積極的に推進しようというエプソンの方針ですが、中国メーカーにおいては既に多くの実績が出つつあるようです。

 

 

技術サポートまで行うわけですから、今後 中国製プリンタの品質も一層向上するものと思われます。

 

そこら中のプリンタメーカーがエプソンヘッドを搭載しだしたら、ミマキ・ローランドDG・武藤工業といったメーカーは立ち位置が難しくなるかもしれませんね。


昨日の出来事

いつもプリントの注文をいただいている近所のサイン業者さんに伺ったところ、ピカピカのミマキJV300が増設されておりました。

 

私の知る限り十数年間、SJ→XJ→XRとローランドDG一筋だったのですが、販売店の営業マンも後継機としてTrueVIZは薦め難いでしょうし、実際 性能的に物足りなかったのかもしれません。

 

この業者さんも特別な要求は無いと思われますので、普通に6色インク仕様の後継機があれば、ローランドDGの溶剤プリンタを導入していたと思うのですが…

 

エプソンでもミマキでも代替品があるので誰も困ることは無いですけど(笑)、贔屓にしてくれたユーザーを切り捨ててしまう姿勢には、少々残念な気がいたしました。


昇華転写プリント用 ミマキJV150が納品されました

 

いたって普通の大判プリンタとしか言いようがないですが、JV33シリーズからの正常進化版ということで、信頼性・耐久性が高いことを期待したいですね。

 

昇華インクで使うプリンタには、わざわざ品名の後に「aq」ステッカーを貼ってくれるようです(笑)

 

10年くらいは使う予定でおりますが、その頃は私ももうすぐ還暦という年齢です…。プリンタのモデルチェンジが概ね5-6年毎と考えると、3世代後のプリンタまでしか見れない可能性もあります。

 

もちろん「会社が存続できたとして」、という前提ではありますが(笑)

 

JV33あたりで「ちょっと前」くらいの印象なのですが、プリンタのモデルチェンジでも加齢を感じる今日この頃です。


swissQprintのプリンタが売れているそうです

swissQprint、Nyalaが西ヨーロッパで5年連続販売数1位獲得

http://www.pjl.co.jp/news/enterprise/2020/03/13045.html

 

価格に見合う性能があれば高くても売れるわけですから、国内プリンタメーカーも見習うべき点は多いのではないでしょうか。

 

””swissQprintフラットベッドプリンタ全機種の共通点はモジュール設計であることで、ユーザーは必要に応じてプリンタを構成できる。導入後もいつでも拡張または再構成できるため、プリンタは企業とともに成長する””

 

とのことで、性能に加えユーザーの要求に応える柔軟性やアフターサポートも評価されているようです。

 

昨年あたりに通算生産台数1,000台達成とウェブサイトに書いてありましたので、創業10年で概ね100台/年程度の生産台数と思われますが、この規模でも特定のカテゴリーで業界トップのプリンタメーカーなわけですから、企業としてのコンセプト・戦略というのは大切だと思いました。

 

無闇に規模や売上を追求せず、愚直に顧客満足を追求する姿勢は、かっこいいですよね!


ローランドDG 新型プリンタ EJ-640 DECO

いつもの大野インクジェットコンサルティング様のウェブサイトに翻訳付きで紹介されている、Nessan Clearyさんのウェブサイトに掲載されておりました。

 

Roland launches EJ640 Deco printer

https://www.nessancleary.co.uk/roland-launches-ej640-deco-printer/

 

ローランドDG イギリス社のウェブサイトでも既に発表されておりました。

https://www.rolanddg.co.uk/products/printers/ej-640-deco

 

64インチ幅溶剤プリンタのEJ-640に水性レジンインクを搭載し、主に壁紙・キャンバス(布)といった主にインテリア素材向けのプリンタとのことです。紙にも描けるようですので、経師紙の印刷にも適しているしれませんね。

 

屋外耐候約2年、洗濯も可能な耐久性が特長で、HP LATEXプリンタへの対抗機種とNessanさんは書いておりました。

 

LATEXプリンタのような特別な加熱装置は付いていないようですが、それでもノンコート素材へプリントできるというのは不思議です。プリンタの性能向上も著しいですが、インクの機能向上も著しいものがありますね。

 

水性インクの改良が進み、さまざまなノンコート素材に描けるようになれば、水性系インク搭載のワイドフォーマットプリンタが増えてくるかもしれません。環境負荷を考えると水性系インクが一番良いのは間違いありませんからね。

 

それにしても、初代LATEXプリンタの発売から既に十数年が経過しておりますが、HPの「時代を先取りしている感」は凄いものがあります。流石 プリンタ業界の巨人ですね!


エプソン 新型ガーメントプリンタを発表

いつもの大野インクジェットコンサルティング様のウェブサイト

 

https://ohno-inkjet.com/?p=27346

 

写真はepson.co.ukより拝借

 

新型のガーメントプリンタ SC-F3000の特長としては、

 

1. 新型プリントヘッドを2個搭載

2. 1.5Lパックのインク供給システムを搭載

3. 印刷台の高さ自動調整

 

といった感じで、ヘビーユーザー向けに高速化した上位機種のようです。インク代も割安になるかと思いますが、たくさんのユーザーから「インクもっと安くせーや!」と凄まれたのかもしれませんね(笑)

 

弊社は仕事が無いのでスピードへの要求はほぼ無いですが(笑)、印刷台の高さ自動調整は欲しい機能です。弊社で使用しているSC-F2150は「ピー・ピー」警告音がうるさいです。

 

新型の本体価格は500万円くらいのようで、少々強気な価格のようにも思えますが、5-6台並べて使用しているユーザーも結構いらっしゃるようですし、旧型2台を1台に集約できると考えれば計算は合う、ということなのかもしれません。

 

プリンタ本体も大型化しているようですし、どうせなら印刷台を2面にして、交互に(片面でTシャツをセットしている間に)印刷できるようにするとか、もう一工夫あっても良さそうな気がしないでもない。

 

しかし、現行のTシャツプリンタに上位機種を展開するほど、エプソンが力を入れている分野だとは意外でした。数年先になるとは思いますが、エプソンの次世代ハイスペック機種がどんなものになるのか、とても興味が湧きますね。

 

その頃 弊社がTシャツプリントをやっているか分かりませんが(笑)


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