トナー転写方式のシルクスクリーン製版

シルクスクリーン印刷はとてもシンプルな印刷方式ですが、シンプルであるが故に新たな方法を試みるチャレンジャーの想像力を掻き立てるのかもしれません。

 

今回ご紹介するのはサンリュウ社のウェブサイトに載っていた、トナー転写方式のシルクスクリーン製版です。

https://sanryunews.com/2019/12/03/exostencil_introduction/

 

Tシャツプリントでお馴染みの、レーザープリンタでトナーが乗っているところに糊を転写させる、カス取り不要のトナー転写を製版に応用した商品です。

 

弊社でもTシャツプリントに使おうかと思いOKIデータのVINCIという白トナー搭載機を導入しましたが、糊の転写不良が多くフィルムコストも高いため断念いたしました。VINCIを処分していなければ、この製版フィルムも試してみたかったところですが。

 

Tシャツプリントなどをやってみた印象から、個人的にはこの方式で細線や網点といったデータを再現できるとは思えないのですが…、どうなのでしょうか?

 

しかし、高圧洗浄で簡単に版を再生できるというのはとても便利そうです。

 

普及するかどうかはさておき、こうした新しいアイデアが出てくるところが、シルクスクリーン印刷の面白さですね。


シルクスクリーン製版 紗張り

1月も暇だったのですが2月に入っても全然注文が来ません…、弊社だけでしょうか?

 

やることも無いので、YOUTUBEでシルクスクリーン印刷の動画を見ておりました(笑)

 

シルクスクリーン製版を行うためには、まず版枠に紗と呼ばれるポリエステルメッシュを貼らなくてはいけません。

 

この紗張りという作業、文字通りピンっと引っ張りながら貼る必要があるので、プロの業者はストレッチャーという機械を使っております。

 

テンションが印刷品質に影響するそうで、テンションゲージで測定したりするそうです。工業部品ですとか品質に厳しい業界もありますからね。

 

正直、たいした機械ではなく道具といったレベルの機器ですが、買えば数十万円はするようです。

 

弊社はそもそもプリントの注文が無いですから、当然 こうした機器を購入する予定はありませんが(笑)、お金をケチって自力でやる方法はないかとYOUTUBEで探してみました。

 

前回ご紹介した香港の方の自作ストレッチャー

https://www.youtube.com/watch?v=JDHHmPAowKk&t=29s

 

こちらは日本人ですが、同じような自作ストレッチャー

https://www.youtube.com/watch?v=WsiVF-GnEmI

 

フィリピンの方の自作ストレッチャー

https://www.youtube.com/watch?v=rBYrd1FCGfk&t=235s

 

皆さんが情報交換をしているはずは無いと思いますが、全員同じような構造のストレッチャーを自作したのは面白いですね。これなら私でも作れそうな気がする(笑)

 

まさに「必要は発明の母」という感じで、創意工夫が素晴らしいと思いました!


シルクスクリーン製版 感光フィルムというものがあるらしい

YOUTUBEでシルクスクリーン印刷関係の動画を見ておりましたら、感光乳剤を塗布する代わりに感光フィルムというものを水貼りすることで代用できるそうです。

 

https://www.youtube.com/watch?v=XsexqazAUu4&t=124s

 

通常環境下では感光しないようなので便利そうですし貼るのも簡単そうですが、使用し終わった版を綺麗に再生できるのでしょうか?ウェブサイトでは3m巻ロールが7,500円とのことで、Tシャツサイズですとフィルム代は約300円/1版くらいとなります。

 

綺麗に感光フィルムを剥がすことができるのであれば、ちょっと使ってみたい気もしますが、その前に露光機も必要になりますね…、紗張りも…などと考えるとキリがないのが、シルクスクリーン印刷の面白いところかもしれません。

 

シルクスクリーン印刷はあらかたDIY程度の作業ばかりなのですが、本格的にやろうと思うと必要な道具も多いですし、面白そうでもありますが、面倒くさそうでもあります(笑)

 

こちらの動画主は香港在住の方で日本語のウェブサイトも用意しており、注文すると香港から発送してくれるようです。スクリーン印刷台や露光機、各種道具がとても安く購入できます。

 

http://www.wai-hang.com.hk/j_home.html

 

YOUTUBEでチャンネル登録している人が38,900人いるそうですし、結構な注目度ですよね!日本にもお客さんがたくさんいるのでしょうか?

 

YOUTUBEでワールドワイドに商売しているという点でも、とても勉強になりますね。


【続き】使用済みシルクスクリーン版は再利用できるのか?

別の使用済みスクリーン版でも、再生を試みた結果がこちら。

 

 

全面に糊(青色)が残ってしまい、大失敗となりました…。さすがにこれは破棄するしかなさそうです。

 

原因は製版フィルムを熱接着させた時のアイロンの温度が高過ぎて、糊が溶け過ぎてしまったものと考えられます。

 

貼付けの時から丁寧にやらないとダメというのが、今回の教訓でした(笑)


使用済みシルクスクリーン版は再利用できるのか?

1/21にアイロン転写フィルムを使用した簡易的なシルクスクリーン製版をご紹介しましたが、版の再利用ができないとコストが大幅に高くなってしまいます。というか、そもそもコスト的に社内で製版する意味が無くなってしまいます。

 

という訳で、以前使用した版の再生にチャレンジした結果がこちらの写真。

 

マスキングテープを剥がした際に、製版フィルムも一緒に剥がれてしまいまして、糊が紗に残ってしまいました…。糊を落とすのにアイロン転写シート剥がし剤を含ませてゴシゴシしたりしましたが、完全には取れておりません。

 

版にこびり付いたインクを落とすのには、こちらのゴーストリムーバーを使用しました。

 

漂白剤のような臭いがしますが、塗布した状態で一晩放置後たわしでゴシゴシすると、あらたか綺麗に落ちました。なかなか優れた薬剤です。

 

糊残りがとても悔やまれますが、製版フィルムを綺麗に剥がすことができれば、さほど手間のかかる作業ではないかと思われます。製版フィルムはアイロンを当てながら剥がすと簡単に取れますので、ここを丁寧にやるのがポイントですね。

 

今週はTシャツとパーカーに計50枚ほどプリントしましたが、2枚ほど失敗してしまいました…。何せ貧弱な設備でチンタラやっておりますので、インクはどんどん硬くなるし、印刷台の粘着はどんどん落ちてくるしで、もう少々熟練する必要を感じました。

 

改善する点は多いですが、シルクスクリーン印刷は手作り感があって、とても面白いです!


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