【さらに続き】エプソンプリントヘッドいろいろ

エプソンプリントヘッドのついて調べたり、あちこちから耳に挟んだ情報を自分なりに整理して、恐らくこんな感じだろうという想像をまとめてみました。

 

前回「ミマキ・ローランドDG・武藤工業の各社はエプソンプリントヘッドを独占的かつ格安で提供を受けることができたので、ラージフォーマットプリンタ業界で成功することができた」と書きましたので、ちょっと深堀りしてみます。

 

ミマキJV3やローランドDG SOLJETが売れていた17-18年前までくらい遡ると、エプソンの通称DX4以外のプリントヘッドを搭載していた溶剤プリンタは、セイコー64S・武藤工業ラミレスと海外メーカーのスーパーワイド機くらいかと思います。

 

64Sはコニカミノルタ製、ラミレス他は海外メーカー製のプリントヘッドかと思いますが、液滴4plのとても高精細なピエゾプリントヘッドは当時エプソン以外に存在していなかったでしょう。他に近距離視に耐える溶剤プリンタが無いわけですから、画質面では圧倒的に有利ですよね。

 

ですので、ミマキ・ローランドDG・武藤工業のプリンタが大きな評価を得たのは、エプソンのおかげと言って差し障りないかと考えます。

 

で、格安だったのかという話ですが、ミマキからの修理明細を見るとDX4プリントヘッドは75,000円/個となっておりましたので、勝手な想像ではありますがミマキの仕入れ価格はたぶん3万円くらいではないかと。

 

当時のエプソンの商売はプリントヘッドの単体売りではなく、供給先から付随して得られるインクといったサプライ品の売上に主眼があったのではないかと思います。

 

同様に勝手に仕入れ価格を想像すると、JV33に搭載されているDX5は仕入値6-7万円くらいで、JV300に搭載されているDX7で大幅に値上げされて揉めたではないかと(笑)

 

参考にAlibabaで販売されている他メーカー品の価格ですが、こんな感じです。

・リコー GEN5  2,000USD前後

・京セラ KJ4A   5,000USD以上

・コニカミノルタ KM1024i  2,000USD前後

 

プリントヘッドが高価なパーツだと再認識させられます!上記のプリントヘッドはVUTEK、DURST、SwissQといったハイスペックプリンタを生産するメーカーでも採用されているそうです。

 

メーカーへの卸値はもっと安いとしても、上代200万円もしない溶剤プリンタに上記メーカー品を複数個搭載するのは、どう考えて無理ですよね(笑)。ですのでスペックを考慮すると、エプソンのDX5プリントヘッドはメチャクチャ安いのだと思います。

 

エプソンからしてみたら、自分達はパーソナルプリンタを赤字で販売しているのに、ミマキ・ローランドDGは溶剤プリンタで大儲けしている訳ですから、自社で溶剤プリンタを開発するのは必然の流れですよね(笑)


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