ミマキ UJV55-320を導入した感想

弊社で導入したミマキ UVJ55-320ですが、値段の割にパフォーマンスが良い印象です。

 

さほど使い込んでおりませんので、ターポリン以外のメディアなど試してみないといけないこともありますが、操作も簡単で設置してパッと稼働させることができました。とりあえず、初期不良が無くて良かった(笑)

 

1年近く前の話では、2016年4月の発売以降、国内で40台以上の稼働実績があるとのことでしたので、現在は50台くらい稼働しているのかもしれません。

 

正直、3.2m幅のUVプリンタのユーザーがこんなに多いとは思っておりませんでしたので、ちょっと驚きますね。

 

ウェブ検索しても導入ユーザーが5社くらいしか見つかりませんでしたが、VUTEKやLATEXのスーパーワイドプリンタと異なり、自慢気に発表するほどのプリンタではないということなのかもしれません(笑)。

 

インクはLUS-120という品番で、品番から想像すると20%伸びる柔らかインクと思われます。柔軟性を持たせるためか出力物は少し粘り気があり、擦れによりインクが移染するので少し注意が必要です。

 

10年以上前に、Scitex エクスペディオというスーパーワイドUVプリンタの出力物を見た時は、インクがカチカチに硬くて驚きましたが、現在はロールtoロール用UVインクは柔軟性のあるタイプが主流だそうです。

 

LUS-120インクは少々嫌な臭気があり、ウェルダーで加熱する際も嫌な臭気を発しておりまして、ミマキの言う「低VOC(揮発性有機化合物)&オゾンレスの環境対応インク」が本当なのか、若干の疑いを感じさせます(笑)

 

しかしながら、ミシンで加工する際に傷が入らないのはとても良いですね!

 

プリントヘッドはリコー製のようで、2インチ幅のものが4個スタガ配列されております。

 

 

印刷スピードはカタログの数値の30m2/hに近いスピードは出ているようで、JV33-260と較べれば十分満足なスペックです。

 

印刷品質はJV33-260とは雰囲気が異なり、エプソンヘッドが小さい滴を細かく落としていくのに対し、大きな滴をドカドカと落としていく感じで、細かな階調性といったところで画質は劣っていると思われますが、ターポリン幕といった大型出力物では気になるレベルではないと思います。

 

ドカドカとインクを落としていくためか、インクの使用量は溶剤インクに較べてとても多い感じで、1Lボトルがアッという間に無くなったのには驚きました。UVプリンタはインクの塗膜が厚い分、消費量が多いのかもしれません。

 

まとめとしては、他社スーパーワイドプリンタ比でとてもコンパクトですし、メディアの取回しも小回りが利きますし、何より導入費用が安い!。弊社のような小規模な出力業者にはピッタリなスペックですね。

 

「なかなか良いプリンタだ」とお薦めしているのに何ですが、当ブログをご覧の皆様には導入は控えていただき、弊社に出力をご依頼くださいね(笑)。これ以上競合相手が増えてしまっては大変です。

 

以前 話を聞いたミマキ営業マンによると「期待値ほど売れていない」とのことで、VUTEKといった超ハイスペックなプリンタを導入しているヘビーユーザーからの反応はイマイチとのことでした。出力スピードが違いすぎますから、仕方がありません。

 

しかし価格帯を考慮すると、数千万円クラスのハイスペックプリンタの下層価格帯には、これといって有力なプリンタメーカーが存在しておりませんので、ミマキの商品戦略は面白いのではないかと思います。

 

同じ筐体を利用して3.2m幅昇華プリンタも作っておりますし、個人的には日本製のスーパーワイドプリンタを世界中で売りまくって、確固たる地位を確立して欲しいと期待しております。

 

念のためUJV55-320の銘板を確認したところ、意に反してMADE IN CHINAでした…(笑)


コメント
コメントする








   

calendar

S M T W T F S
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031     
<< August 2020 >>

selected entries

categories

archives

recent comment

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM