【続き】のぼり旗プリント業者からの営業メールがきました

前回インクジェットプリントののぼり旗の価格のことを書きましたが、サイングラフィックス業界でのインクジェット出力価格の下落は、比較的穏やかなように思えます。

 

業界により違いはいろいろあると思いますが、本質的なところとしてインクジェットプリント以外に経済的なプリント方法が存在するかorしないか、という点が大きな要素なのではないかと考えます。

 

のぼり旗は大昔から使われていた日本の伝統的広告物ですが、インクジェットプリント出現以前からシルクスクリーン印刷による大量生産が可能になっており、もともと低価格な相場感が出来上がっていたものと思われます。

 

従ってインクジェットプリントのぼり旗の割安感というのは、シルクスクリーン印刷のプリント単価が基準になりますし、逆に言えば割安感のある見積もりを作りさえすれば、シルクスクリーン印刷の仕事がインクジェットに置き換わるだけの話ですから、インクジェットプリントのぼり旗の受注を増やすことは容易です。

 

特に写真入りの4色分解版シルクスクリーン印刷ののぼり旗になると、設備の問題でプリントすることができない業者も多いですから、インクジェットでプリントしたいという業者側の事情もあり、余計に単価下落に拍車がかかったのでしょうね。

 

対して、サイングラフィックス業界では大判インクジェットプリント以外に合理的な印刷方法が存在しませんし、小ロット・一品モノが多いこともあり、値崩れがし難い構造になっていると思われます。

 

最近はネット広告等でもちらほら低価格を売りにする出力業者も見かけますけど、B&P社の損益計算書を見れば、他の印刷業界ではあり得ないくらい高利益率ですし、仕事さえあればまだまだ良い業界だと思います(笑)

 

このまま値崩れせず続いて欲しいところですね。


のぼり旗プリント業者からの営業メールがきました

価格表が添付されておりましたので拝見しましたが、インクジェットプリントののぼり旗が、数十枚のロットで1枚 3百数十円だそうで、ちょっとビックリしました。

 

色数によっては相当なロット数量まで、シルクスクリーン印刷より安いかもしれません。

 

赤字で販売している訳では無いでしょうし、この単価でも会社を運営するための十分な利益が出ているのでしょうから、凄い企業努力だと感心します。

 

のぼり旗は規格サイズですし、旗幕業界では圧倒的に流通量の多いアイテムですから、もともと価格競争が激しい分野ですが、同業者の皆さんは大変でしょうね。

 

幸か不幸か、弊社にはのぼり旗の注文がほとんどありませんので、影響は無いでしょう(笑)

 

ダイレクト昇華プリンタが発売されてから、15-16年程度経つかと思いますが、まさかシルクスクリーン印刷と同等のプリント価格になるとは…、という感じです。確かにプリンタの性能向上にも、目覚ましいものがありましたが…

 

「この価格で儲かるのか?」と半信半疑ではありますが、アダム・スミスによれば「見えざる手」により、最終的に市場は適切な需給量・価格に収まるそうなので、のぼり旗市場が今後どうなって行くのか、100%興味本位ですが暖かく見守りたいです(笑)


ミマキ 第二四半期決算発表

通期決算の上方修正を発表済みですが、第二四半期決算の数値はこちらの通りでした。

 

単位:億円 2019年 2Q 2020年 2Q 対前年比
売上高 273.6 208.6 -23.8%
営業利益

5.5

-19.0

-

 

こうして見ると、前年売上の1/4近くが無くなった訳ですから、今回の新型コロナ禍の凄さをあらためて感じますね。もちろん、弊社も他人事では無いのですが(笑)

 

しかし、ミマキは萎縮せず新製品の発表を続けておりますから、含み損を抱えた株主としては、コロナ禍が落ち着いた後のV字回復を期待したいです(笑)


MUTOHホールディングス 第二四半期決算発表

MUTOHホールディングスの第二四半期決算が発表されておりましたが、第二四半期はほぼ前年並みに回復したとのことです。

 

単位:億円 2019年 2Q 2020年 2Q 対前年比
売上高 82.9 62.7 -24.4%
営業利益

-0.65

-5.8

-

 

とは言いつつも、厳しい局面を迎えているのは確かでしょうから、新型プリンタの発表といった明るい話題が欲しいところです。

 

純正RIPソフトウェアの提供も発表されておりました。

MUTOH初の純正RIPソフトウエア VerteLith™提供開始


ユーザーサポートや操作性の向上・継続性といった点でも重要ですし、ソフトウェア上で付加できる機能もあるでしょうから、良い取り組みかと思います。

 

この機能は面白いアイデアだと思いましたが、こんな感じでRIP上で機能を追加することにより、プリンタの価値を向上させることができればベストですよね。

 

 


ローランドDG 第3四半期決算

ミマキ同様、想定より回復が早いとのことで通期予想を上方修正しております。

 

単位:億円 2019年 3Q 2020年 3Q 対前年比
売上高 298.9 249.6 -14.7%
営業利益 23.2 -3.4 -

 

通期業績予想

単位:億円 2019年 4Q 2020年 4Q 対前年比
売上高 426 343 -19.5%
営業利益 25 3

-88%

 

プリンタの売上減が前年対比-24.5%と一番大きいですが、サプライ品・パーツ類の売上減は-10%程度となっておりますので、消耗品ビジネスの安定感が際立ちますね。


ミマキ 業績予想を上方修正

新型コロナ禍の収束はまだ見えない状況ですが、予想より早く需要は回復しているとのことで業績予想の上方修正です。

 

2021年3月期業績予想

単位:億円 売上 営業利益
前回発表予想 421 -36.3
今回修正予想 465 -18.5
修正値 +44 +17.8
前期実績(参考) 556 13.5

 

まだまだ予断は許しませんが、経済面では少しずつ明るい兆しが見えつつあるのかもしれません。

 

発表によると、「下期においてSG、IP、TAの各市場向けに新規需要を開拓する新製品を順次投入してラインナップを拡充し、競争力の強化に努めてまいります」とのことですから、JV100-160の他にもいくつか新製品の発売が予定されているようです。

 

エプソンの新製品発表ばかりの昨今でしたが、ミマキの反撃も楽しみですね!


エプソン 第二四半期決算発表

エプソンの第二四半期決算が発表されておりました。

 

累計売上:4,391億円(-14.9%)   営業利益:92.9億円(-52%)

 

在宅勤務等の影響で、SOHO・パーソナル用プリンタとインク類の売上が好調だそうです。業務用プリンタの売上はほぼ前年同期並みまで回復とのことですし、新製品も発表されましたから上積みが期待できるかもしれません。

 

 

7月から売上の回復が鮮明になっておりして、エプソンは下半期売上を前年並みを想定しているそうす。

 

弊社もそうなって欲しいものですが…


ミマキ カッティングプロッターがこんな機械に

ミマキのウェブサイトに新製品の情報がありました。

アルファーデザイン、プリント基板の防湿剤コーティング工程を自動化する基板防湿剤塗布装置「DCF-605PU」を発表

 

 

子会社の新製品とはいえ、プリンタといったグラフィック機器とは全く関連の無い商品ですから、何故ミマキのウェブサイトで発表なのだろうか?

 

しかしこの形、どこかで見たことあるような…

 

発表によると、このカッティングプロッタを改造したものだそうです。

 

ミマキとしては株主等利害関係者へ向け、両社の協力の成果をアピールしたかったのかもしれませんね。

 

こんな感じで両社の技術・資産を持ち寄って新製品開発に繋げれば、相乗効果も出てくるでしょうし、新分野への参入といった次のビジネスへの期待も膨らみます。

 

「何でプリント基板実装装置メーカーを買収したのだろう?」と思っておりましたが、長期ビジョンで何か目指すものがあるのでしょうね。

 

喫緊の課題である私のミマキ株含み損は解消されてませんから、何でも良いのでとにかく頑張っていただきたいです(笑)

 

次はグラフィック用プリンタでも、チャレンジスピリットを見せて欲しいですね。


ユーザーもいろいろです

ちょっと前にヤフオクに出品されている溶剤プリンタについて書きましたが、5年間で60,000m以上のプリントをするユーザーもいれば、ハイエナのように中古品を探している弊社のようなユーザーもおりますから(笑)、ユーザーによって状況はさまざまです。

 

どちらも同じ1件のユーザーではありますが、JV300で60,000m以上プリントしたユーザーは、インク代だけでもゆうに1,000万円以上消費したはずですし、片や弊社は中古プリンタにコンパチ品のインクですから、メーカーにとってどちらが優良ユーザーかは言わずもがなです(笑)

 

大昔とは異なり最近は選択肢が増えましたから、お金に糸目をつけず高生産性・高品質を追求するハイエンドユーザーと、こだわりもお金も無いローエンドユーザーの差が一層顕著になってきたように感じます。

 

消耗品をたくさん消費してくれるという実利に加え、ビジネスを成功させているハイエンドユーザーほど、生産性・品質への要求も高いですから、そういうユーザーの要求に応える技術開発をすることは、メーカーにとって大事なことだと思います。

 

新型プリンタに真っ先に飛びつくのは、設備投資を惜しまないハイエンドユーザーですし、良い品物にはお金を出し惜しみしません。

 

ミマキもローランドDGも低価格帯の溶剤プリンタをメインに、普及期から上手くユーザーを増やしてきましたが、ハイエンドユーザーがこぞってエプソンを導入している状況から考えれば、他に選択肢が無かったというだけのことで、決して性能に満足していた訳では無かったのでしょうね。

 

ユーザーもいろいろですし、これからはより緻密な商品戦略が求められる状況ですが、ハイスペックプリンタの開発にはコストが掛かりますし、一方で安定的に台数が見込める低価格帯のプリンタには、より一層の低コスト化が求められるでしょうから、メーカーにとっては難しい時代を迎えているのかもしれません。

 

弊社の方針としては、背伸びせず中古プリンタを地道に探していきたいです(笑)


【続き】ヤフオク ウォッチング

ヤフオクで機能変更があったようで、現在はウォッチリストの登録者数が見れるようになりました。

 

ミマキ・ローランドDGの溶剤プリント&カット複合機や卓上型UVプリンタは登録者数が多く、アイロン転写プリントやグッズ製作に興味のある方がたくさんいるようです。

 

「新品のプリンタはちょっと買えないなぁ…」といった感じかと思いますが、中古プリンタを購入してもヘッド交換等の修理代がかかることを考えると、現実的には難しいところです。

 

きちんと手入れをすれば、まだまだ使用できるプリンタが産業廃棄場行きですから、こうした潜在的ユーザーにタイミング良く引渡しできればなぁ…、という気がしますが、世の中上手くいかないものですね。


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