プリンタメーカーの決算発表

各社の4-6月期決算が発表されております。

 

想定されていたとはいえ、厳しい内容となっております。

 

・ミマキ

4-6月期  売上   79.0億円(-40.6%)  営業利益 -11.1億円(赤字転落)

通期予想 売上 421.0億円(-33.9%)  営業利益 -36.3億円(赤字転落)

 

・ローランドDG(決算発表延期により、修正発表の数値)

1-6月期  売上 157.0億円(-21.5%)  営業利益 -11.0億円(赤字転落)

通期予想 売上 318.0億円(-22.0%)  営業利益 -13.0億円(赤字転落)

 

・MUTOHホールディングス

4-6月期  売上 26.3億円(-40.6%)  営業利益 -4.6億円(-)

通期予想 未公表

 

リーマンショックを彷彿させる大ダメージですが、当時は2年後から経済が回復し、アベノミクスの円安政策もあって、ミマキもローランドDGもその後大幅に売上を伸長させました。

 

今回もそうなれば良いのですが、エプソンや中国メーカーの存在も大きくなりましたし、新型コロナ禍により世の中が劇的に変化する可能性もある中、果たしてどうなるのでしょうか?

 

何にせよ一刻も早く収束して欲しいですが…


エプソン 第一四半期決算

こちらからどうぞ

https://www.epson.jp/IR/financial_results/presentations.htm

 

全社で、売上 1,932億円(-22.6%) 営業利益 20億円(-40.1%)、産業用プリンタが属するプロフェッショナルプリンティング部門で、売上 319億円(-35.1%)とのことです。

 

業務用機器は企業の設備投資抑制により、パーソナル用機器より影響が大きいようです。

 

そういう意味では、エプソンのような幅広い顧客向けに製品を供給している企業より、ミマキのような業務用プリンタ一本槍の企業の方が、より影響を受けているのかもしれません。

 

ちなみにミマキ・ローランドDGの四半期決算発表は、それぞれ8/12、8/7となっております。


サイン&ディスプレイショウも中止だそうです

10月に東京ビッグサイトで開催予定だった、サイン&ディプレイショウ2020が中止となっておりました。

 

残念ではありますが、この状況では仕方がありませんね…

 

第62回サイン&ディプレイショウ開催中止のお知らせ

 

ここ数年、ローランドDGくらいのメーカーでも出展に距離を置き始めていることから、売上に直接結びつくイベントではないのであろうと想像しますが、展示会出展の意義・費用対効果といったものが再検討されるタイミングになるのかもしれませんね。

 

新型コロナ禍により活発化したオンライン展示会・セミナーは、ユーザーにダイレクト、且つ双方向でコミュニケーションすることができまし、来場者も自身の興味あるテーマを選択できるという点で、お互いにメリットが多いと感じます。

 

ミマキはとても熱心に開催しておりますが、他の機械メーカーにも期待したいですね。


ミマキ オンライン展示会・オンラインセミナー

ミマキはとても熱心に、オンライン展示会・オンラインセミナーといった催しを開催しております。

 

テーマは多岐にわたっておりますので、こちらをご参照ください。

https://japan.mimaki.com/news/event/

 

コロナ禍により販売活動にも支障が出ているであろう中、新たな営業手法・マーケティングを模索しているのかもしれません。

 

こうした試行を繰り返して、内容がどんどんブラッシュアップされていくことを期待したいですね。

 

ということで、7/13開催のオンライン展示会の案内も送られてきました。

 

 

興味をひいたのがこちらのテーマなのですが、電飾看板のフレームを3Dプリンタで簡単に作ることができたら、結構 画期的な気がしますが、どうなのでしょうか?

 

流行りのテンションファブリックにも使用できそうですし、自分が全く知らない分野ですから、ちょっと興味が湧きました。

 

もちろん、弊社で導入できるような金額の製品ではないと思いますが(笑)

 

アルミの押し出し材は工程上、もの凄い量を一度に製造する必要があるようなのですが、もし3Dプリンタの樹脂製品で代用できれば、さまざまな業界で用途が考えられるかと思います。

 

今さらですが、3Dプリンタって凄い可能性を秘めた製品ですね(笑)


五輪延期によるビッグサイト使用制限問題

販売店の営業マンより「イベント業界で表題に関する署名活動をしているので、ご協力ください」とのこと。

 

詳しくはこちらをご覧ください。

リードエグジビジョン ジャパン社 ニュースリリース

 

要約すると「オリンピックの延期により、来年も各種展示会の開催ができないので、仮設展示会場を作って欲しい」という内容です。

 

リリースに目を通すと、オリンピック延期により損害額が約1.5兆円増加し、今年分と合計すると計4兆円にのぼる、とのことで、4兆円の内訳としては、出展社 3.5兆円、支援業者(設営等) 3,840億円、主催者 1,145億円となっております。

 

嘆願発起人に502社の出展社がいることからも、出展社から「展示会を開催して欲しい」という声が大きいのかと思われますし、各種展示会が商談や顧客開拓といった営業活動の場として機能していることを、再認識した次第です。

 

弊社もイベントブース設営業のお客様がおりまして、イベント業界の苦境は認識しているつもりでしたが、出展社の営業活動にも支障が出ていることまでは、まったく考えが至りませんでした。

 

世の中全体で見れば、イベント業界はとても小さいカテゴリーかと思いますが、出展社への影響まで含めるとこれだけの規模になる訳ですから、経済の成り立ちというのは奥が深いものですね。

 

ということで、活動にご賛同いただける方はこちらからどうぞ

「WEB 署名フォーム」 > https://bit.ly/3eMdqKP


7月も低調なスタートです

7月も一週間経過しましたが、相変わらず暇ですね…

 

暇なのでネット三昧ですが、ヤフーファイナンスのローランドDG掲示板に、こんな書き込みがありました。

 

 

ソーシャルディスタンス案内看板て、上場プリンタメーカーの社長が一喜一憂するほどの商材なんですかね?

 

もしかすると、田部社長も暇なのかな?(笑)


ミマキ 池田会長退任のニュース

何やら急遽決定したようですが、ミマキの池田会長が取締役を退任するとのお知らせがありました。

 

「新型コロナ禍による外部環境の変化により、新体制で経営計画の見直しに取り組む」とのことですから、従来のやや強引とも思える拡大路線を反省し、「ケジメ」を付けたということなのかもしれません。

 

https://ssl4.eir-parts.net/doc/6638/tdnet/1849129/00.pdf

 

ミマキが大きく成長した後も最前線で頑張っておられる印象がありましたが、御年74歳ですから引き際なのでしょうね。

 

もちろん面識はありませんが、零細サイン製作業者でも手が届く価格のJV3を開発したことを端緒に、一代で売上500億円のプリンタメーカーを築き上げた訳ですから、業務用プリンタ業界の歴史に残る名経営者としか言いようがありません。

 

と同時に、低価格帯業務用プリンタの市場も成熟し尽くされた感もあり、大袈裟な表現を用いれば「一つの時代の終焉」という感じでしょうか。

 

ミマキについては「池田会長のワンマン経営」という話をしばしば耳にしましたが、経営陣の人心一新を機に、業界・ユーザーを驚かすような凄いプリンタの開発を目指して、あらためて頑張っていただきたいです。

 

あとは自社の営業マンをもっと優しく扱って欲しい、とかかな(笑)

 

いずれにしても、私の含み損はまだ解消されておりませんので、今後もネチネチとミマキの動向をチェックしてまいります(笑)


印刷会社倒産のニュース

千代田区にある印刷会社、イーアンドイー社倒産のニュースが出ておりました。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/1ec8b2098f5c71df1e39ee3194535e78464afaa1

 

私は15年前くらいに伺ったことがありまして、Scitex社の大型フラットベッドUVプリンタや、ミマキJV4を改造したイタリア製の捺染プリンタといった、珍しいプリンタを見学させていただきました。

 

私はこの業界に入ったばかりで、「こんな面白いIJプリンタがあるんだ!」と好奇心を掻き立てられましたね。

 

当時はオフセット印刷機がたくさん並んでいたように記憶しておりますが、2019年3月期売上は11億円ということですから、規模もかなり縮小したようですし、コロナ禍による倒産というよりは元より時間の問題だったのかもしれません。

 

皇居の傍らにある毎日新聞本社の地下に事務所と印刷工場があり、「こんな一等地に印刷工場があるんだ!」と驚いた記憶があります。

 

元は毎日新聞社の印刷工場だったそうなのですが、跡地が帆風社の印刷工場となり、イーアンドイー社の他にも印刷会社の事務所が同居していて、さながらレンタルオフィスのようなちょっと風変わりなオフィスでした。

 

この帆風社ですが、いろいろ面白い取り組みをしていて、不況の印刷業界の中でも上手く立ち回っているようです。

 

犬養新嗣・帆風代表インタビュー

https://diamond.jp/articles/-/119086

 

倒産してしまう会社もあれば、知恵を絞って成長している会社もあり、同じ業界内でも明暗はっきり分かれる訳ですから、企業経営というのは難しいものですね…


ビーアンドピー社 第二四半期決算

ビーアンドピー社の第二四半期決算が発表されておりました。

 

単位:百万円 前年度 当期 前年比
売上高 1,505 1,413 -6.1%
営業利益 257 181 -29.3%
当期純利益 177 127 -28.2%

 

ビーアンドピー社は10月決算ですので、昨年11月から4月までの累計となりますが、こうして見るとコロナ禍の影響もさほど大きいようには見えませんね。

 

対前年比でマイナスとは言え、経営成績としてはとても優良な数字に思えます。

 

決算資料によると3月までの売上は堅調で、4月から想定より40%ほど受注が減少したとのことですから、次の第三四半期決算ではもっと大きな変動があるのかもしれません。

 

しかし、現預金21億円を保有する超キャッシュリッチ企業なので当面安泰でしょうから、羨ましい限りですね(笑)


凄い印刷会社がありました

昨日ご紹介した、大野インクジェットコンサルティング様のオンライン展示会 JIVM2020を拝見しておりましたが、「こんな印刷が可能なのか!」と驚かされた印刷会社がありました。

 

株式会社秀峰様  http://www.shu-hou.co.jp/index.html

 

百聞は一見に如かず、是非ウェブサイトをご覧になってください。

 

私の乏しい印刷の知識では、立体物への印刷は転写(フィルム転写・水転写)とか、シュリンクフィルムを用いる方法だと思っておりましたが、こちらの会社ではダイレクトに印刷ができるそうです。

 

しかも通常の印刷物の1/10の極小ドットサイズだそうで、製版から印刷まで全てがオリジナル技術なのでしょうね。

 

私にはどのように印刷するのか、全く想像がつきません…、本当に凄い会社だと思いました。

 

面白いことに、こちらの社長様は印刷に関しては全くの素人だったそうで、知らないからこそ新たな技法を開発できたのかもしれませんね。


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